6月8日は我が家の長男クリームの命日です。
 今年でもう3年、まだ3年?
 特に役立つという事ではありませんが 
 その頃にちょこちょこと覚書していたのもを 編集してみました。
 HPに登場する最後のクリームどんです。
                        2005年6月8日 



クリームどん記録   2002 

2月
 今年に入って、目に見えて老化が進んでいるクリームなんだけど
 2月頃からはどうも痴呆が入ってきている様子。表情がない、
 時々同じ方向に周り歩く
 狭い所に入りたがる、から始まって、寝たままの姿でオシッコを
 してしまう。
 濡れて冷えると悪いので、夜の就寝時だけオムツをする事にした。

 最初は、ボケかな?とは思ったけど、目も耳も効かなくなって
 不安だからか?と、、

 私自信が、覚悟をしていても、ちょっと否定したい気持ちもあった。

 先生に相談。とりあえず、何という名前かは忘れたけど、
 お薬を飲ますが、すぐに下痢、、血便
 で 少し柔らかい
 「メイベット」を、、これなら大丈夫
 消化を助けて下痢を止めるお薬と一緒に与える。


  だいたい、2週間くらいで効果が現われてくると言う事、、
 様子を見ながらのぴったし2週間

 朝起きて、「クリーム、おはよう!」と声をかけながら体をなぜると、
 シッポを降った!!!

 久しぶりに細かく縦に振ったウェスティー、クリームのシッポ、
 主人も「振ってる、振ってる!」
 と
大喜び。その日はご機嫌よく、オシッコもお漏らししてなかった。
 このまま良くなるの?
 と、ちょっと期待 してしまうほどに、調子もよくなった。

 でもやっぱり、それは一時的なもの、、とわかるのに
 それほどの長い時間はかからなかった。

 先生もおっしゃってはいたものの、実感したのは、朝起きてみると
 カーペットがウンチでえらい事に、、、

 トイレがわからずに、そのまましたのはいいけど、
 またくるくると徘徊していたのでしょう

 もともとミルキーの足のために50cm四方のカーペットを
 何枚も繋げて敷き詰めていた簡単なカーペット
なのがよかったが、
 主人がそのほとんどの枚数をはずして、洗って乾かしてくれた。

 その頃から、カーペット洗いという仕事がひとつ増えた。



               

2月17日
あまりにも、汚くなってしまっていで久々にシャンプーとトリミングを。
最初はちょっとぐずっていたけど、
自分でもすっきりしたのか、気持ちよさそうにさせてくれた。

                      

シャンプー&カットの後も、新しいフリースのパーカーを着て、
トコトコ歩いた。ちょっと誇らしげにみえた。
ちょっと前からベタっとした目やにが出ていたのに
私が毎日面倒みてやらなかったので、目の周りが変色してしまった。
こう言うことは、私の責任だ。 でもまだ、顔にも表情が感じられる


3月
  あれから毎日一個ずつ「メイベット」は欠かさず飲んでいる。
 お腹の調子はすっかりよく、いいウンチを毎日してくれるから助かる。
 ちょっと柔らかそうかな、、になるとすぐにビオフェルミンを1錠。
 これで大丈夫。
 調子のよさそうな日もあれば、悪そうな日もある。
 一日の中でも悪い時とよい時がよくわかる。
 うろうろして、玄関のたたきの所に落ちてそのまま寝てしまった時や
 へんな所に入り込んで、出れなくなりそのまま寝てしまった時の朝は    ご機嫌が悪い
 自分でももがいたりしてるうちに、体力を消耗してしまうのでしょう。
 玄関への降り口の所には、寝る前にはガードをしておかなきゃ、、、
 真冬だったら凍死だわ、、
 と思うと、ちょっとびびった。
 夜中に、ごそごそ歩いて、椅子や部屋の角とかでゴンゴンぶつけて、
 ひぃ〜ひぃ〜言う
 切ない声が聞こえると、すぐに起きて行って、ベットに戻しては
 ゆっくりと体をさすってやると、安心するのか、気持ちよさそうに
 すーーっと寝てくれる。
 一晩のうちに2〜3回その気配で起こされるようになってしまった
 でもまだ、トイレシートに連れて行くと、そこでオシッコもしてくれるので
 楽できる。
 トイレシートでする癖もつけておいてよかったぁ〜って今になって思う。
 これからは、暖かくなるので、これまた助かる。
 やっぱり寒い夜中に起きるのは辛い。
 少々の音にも、気づかず寝てられるのに、クリームの動きの音には
 敏感になってしまった。
 それにしても、朝起きてどんな具合になってるか、、と
 想像しながら降りて行ってなんともない様子だとホッとする。
 それよりも、寝ているクリームの動いてるお腹を確認出来る事の方が
 ホッ とする、、一瞬間が空くけど、体が暖かかったらもっと安心。
 シッポもたまには振ってくれるし、抱っこしたら顔も舐めてくれる事もある。
 2月に比べて、寝ながらおしっこも漏らすこともなくなって、
 オムツをしなくても大丈夫!
 目に見えて、良くなったって事もないが、悪くもなっていない、、と思う。
  


4月
 何と言っても食欲がある、、っていうのが安心。
 フードをお湯で少し柔らかくして、トッピングは「メイベット」 
 それでも喜んで食べてくれる。
 熟睡していても、大きな声で「クリーム! ご飯!!!」と叫ぶと、
 ムクっと顔を上げて
 もぞもぞと食器を探す。他のワンコが近寄ってくると、
 一応「ウゥ〜〜」と唸る事もある。
 もっと美味しい物を上げたいけど下痢になると余計に可哀想だから、
 食べてくれる間はフードだけにしておこう、、・
 決まった時間に外に連れ出すと、オシッコとウンチをしてくれるので
 随分助かる。
 それでも、日に日に後ろ足がおぼつかなく歩きににくい状態に
 なっている のがわかる。
 そうして弱っていくクリームがヨボヨボと近寄ってくると、ガウガウと
 威嚇してあっちへ行け! と言う娘のクー、それに一番弱かった
 ブギまでが、顔の前で歯を向ける。
 しかしクリームも黙ってはいない、必死で唸り返して、
 しまいには大声でワンワン、ワン!
 必死すぎるその声が、なんだか切なく聞こえて余計に寂しい。
 なんだ、かんだ言いながら、結局場所を変わってやるのが
 一番気の強いミルキー

 4月に入って半ば頃から、目に見えて足が弱ってるのが実感。
 左周りにクルクル廻り歩くのに後ろ足がからまって、すぐにこける。
 でもすぐに立ち上がれる。
 なのに、28日くらいから、ほとんど立てなくなってしまった。
 でも、おちよちでも、2〜3メートルは歩いてる。
 主人は「そろそろ、歩けなくなるかも、、」 と・・・
 その予感は3日後に、的中。ほとんど歩けなくなってる。 
 日に日に、悪くなってるのが実感。



        

4月16日
こんな格好だけど、ご飯はしっかり食べてます。
誰かが横取りしそうになるとちゃんとウガァ〜!って
言うのが、見ていて嬉しい。



       
4月18日
またまた久しぶりのシャンプー。
それまでは、部分洗いで済ませておいた。 
もう座ってられなく、横になったままでのシャンプーと、ドライイング。
この前はちゃんと、座ってられたのに、、と実感した。



       

終わった後も、喜んで歩く事もなく疲れた。。という姿で抱かれたまま、、
食べているにもかかわらず、背骨と露骨が浮き出ている。
栄養がもう吸収できないらしい。
もっと栄養のある食事にする方がいいのかなぁ〜


5月〜